<注意>
利用者は、群馬高専物質工学科の学生に限ります。
これは、自習を助けるために作成したページです。安易に答えを見てしまうことは、あなたの学力のためになりません。かならず、自分なりの答えが用意できてから解答例と見比べること。また、解答例の不備や間違いに気付いた場合はご連絡ください。

<使用法>
問題の番号をクリックすると、簡単なヒントを表示します。答えを表示するように設定された問いについては、次に、問題番号のクリックにより表示された中の(解答例)の文字をクリックすると、解説と解答例を表示します。解答の表示の設定は、宿題として課した状況にあわせて随時変更していきます。下方の「掲載情報」で確認してください。
なお、2回クリックすると、ヒントや解答例は、ふたたび隠されます。また、各章タイトルの末尾の▽をクリックするとその章を隠したり表示させたりできます。

<アドバイス>
試験の範囲は決して狭くありませんから、毎回の授業と宿題の中で、習ったことを整理していくことが大切です。わからない問いに遭遇した場合、「この問いは難しいのだから、自分にはわからなくても仕方がない」などと合理化をして放置しないこと。
1)自分で理解しようとする。教科書の関連する部分の記述、ウェブで示した「ヒント」、「解説」や「発展」の内容をよく読んでみてください。一度で諦めるのではなく、ゆっくり声に出して3回から5回くらい読んでみてください。
2)他人の助けを得て理解しようとする。クラスの友人に教えてもらう、教員のところに質問しにくる、などしてください。教えてもらう場合でも、答えそのものを教えてもらうよりも、答えに至るための考え方を教えてもらう方が有効です。(インターネット上の「教えて○○先生」のような掲示板等のサイトで質問をしている人もいるようですが、それらのほとんどは、推奨できません。特に、責任の所在のはっきりしない不特定多数が回答しうるシステムである場合、間違いや、最悪の場合、悪意を含んだ嘘が書き込まれる可能性もありますし、情報そのものに誤りがなくとも、みなさんの学習者としての立場を考慮しない回答となっている場合もあるからです。)
3)立ち止まらない。わからない問いがでてきたときに、そこで躓いてしまって、拘っている間に先に進めなくなってしまってもいけません。周辺の問いを解いているうちに、やがて理解に達することもあります。

<宿題について>
宿題は、かならずすべて答え合わせまでしてから提出してください。マルつけと、間違っているところのやり直し。特に何故そんな間違いをしたのかをはっきりさせておくことが今後同じミスをしないためには有効です。)
はじめに問題番号をクリックして表示されるヒントの部分には、重要なメッセージや指示が書かれていることがあります。ヒントを全く見ずに解けた問いであっても、答え合わせのマルつけをする前に「ヒント」および「発展」の部分には目を通してください。
また、問題を見てもわからないところは、まず教科書やウェブに示したヒントを読んで考えるようにしてください。はじめから答えを見て写すだけのようなことの無い様に。答えを写すだけでは実力がつきませんので、掛けた時間と労力に意味がありません。
また、反応機構や構造式等についても、細かいところで間違っているのに宿題ノートにはマルをしてしまっている人が少なからず居るようです。どこで間違えているのかを自分で認識しないと、学習になりません。面倒かも知れないですが、特に自信のなかった答えについては、よく見比べてください。
なお、教科書を読んだり、ヒントと解説を読んでも、判らないことがある場合は、1)直接訊きにくるのがベストですが、それが無理な場合は、2)宿題提出ノートにその疑問をなるべく具体的な形で書いておいてください。こちらでチェックするときに見落としがないように付箋を貼り付けるなどしてもらえると、なお良いです。


マクマリー第6版 に関するヒントと解説等
ブルース第5版 に関するヒントと解説等

ここに掲載されているのは、マクマリー有機化学、第7版に対するヒントと解説等です。
1章 構造と結合(ここ)
2章 極性共有結合
3章 アルカン
4章 シクロアルカン
5章 有機反応の概観
6章 アルケンの構造
7章 アルケンの反応
8章 アルキンの反応

(3次元模型について):説明を読むためにはここをクリック


掲載情報 (順次掲載していく予定)
4/13 宿題その1 授業で配られたプリントより、アルカンの名称を英語で書けるように練習してください。次回授業で小テストを行います。
その2:教科書 p1 の構造式を ChemBioDraw で書き、ChemBio3D に貼り付けて、立体的な表示をしてみてください。これらのソフトウェアは、図書館PC室の端末で利用できます。表示をしたものをプリントアウトして、ノートに貼り付けてください。下の解答例で、問い番号 1.00 も確認してみてください。(「1章 構造と結合 ▽」の▽をクリック、「1.00」をクリック、「(解答例)」をクリックします。)
なお、表示された立体構造を「minimize energy」をしてやると、もっともらしいものになります。

4/20 本日の宿題:ノートに練習しながら、官能基の構造(例 -OH)、主官能基としての命名(接尾語、例 -ol)、置換基としての命名(接頭語、例 hydroxy-)、化合物の構造(例 CH3CH2OH: ethanol)等を覚えてください。
なお、例示されているような化合物については、化合物の名称(例 ethanol) と、 一般名(例 アルコール)構造(例 H3CH2OH)、構造 と 化合物名称(例 ethanol)のどれを指定しても相互に書けるようにしてください。
次回も小テストやりますよ〜。

4/27(5/7 追記、今になって気付いたんですが、ウェブに宿題範囲を書いてなかったですね。)
その1:官能基の構造と命名の関係のプリントをもういちど覚えなおす!そして次回の授業の最初で小テスト(再)です。
その2:1章の英単語を拾い出して練習してください。また、英単語を拾いだす過程で教科書をよく読むと、予習になるかと思います。
なお、「人名も覚える必要がありますか」という質問に対する答えですが→「単に人の名前として出てきただけの場合、その人名の綴りは、必須ではありません。ただし、人名にちなんで、式、法則、反応の名前などになっているような場合は、人名も専門用語の一部であると考えて綴りを覚えていないといけないことになると思います。」

5/11 今日の授業では、教科書の§1.2の途中で時間がきてしまいました(汗。
次回の授業でも補足はしますが、§1.3の最後までをよく読んで、理解した上で、以下の4問を解いてください。答えは、来週の月曜放課後以降にオープンにします。
(5/15 オープンにしました。)
1. 1 〜 2, 22 〜 23

5/18 教科書の修正
p7, 表1.1の上3行目。(誤)「(炭素の)基底状態の電子配置は、(1s)2(2s)2(2px)1(2px)1 である。」→ (正)「(炭素の)基底状態の電子配置は、(1s)2(2s)2(2px)1(2py)1 である。」
1.28(a)の化合物名:(誤)「ジメチルスルフィド」ではなく、(正)「ジメチルスルフィド」です。問題を解く上では関係ありませんが。

本日の宿題:ちょっと多めです。がんって。
原子配置と結合(教科書の§1.4)まで、1.3 〜 7、および 24 〜 25、27 〜 30、37 〜 41、52 〜 55。
化学構造式(教科書の§1.12): 15 〜 19、21、34 〜 35。
問題を解く前に、教科書の関連の範囲をもういちど読んでみてください。

5/24 テストに関して質問がありましたので、全員で情報を共有するため、ここに記します。
Q:テストは原子番号を覚えてないとできませんか?
A:「テストができるかどうか」は、原子番号を覚えているかどうかだけでは判断できませんが、電子配置を書かせる問題では、原子番号を与える予定です。

5/25 本日の宿題は、1)教科書第1章を3回以上通読すること。
2)第1章の残りの問題すべて。
です。次回の授業が中間試験の前の最終回です。本授業では原則として試験前日の質問は受け付けません(試験前日に集中して勉強すれば、それで良いという考え方が間違っているため。)ので、次回授業までに、理解があいまいな部分をきちんと確認しておくようにしてください。
なお、試験範囲は、本日の授業でアナウンスしたように、授業の内容、授業で配布したプリント、および教科書1章の範囲です。また、1章の英単語から1〜2割程度、書き取りの問題を出します。

5/31 1.36 のコタエのところに、例示した化合物の命名も併せて表記してありますが、たとえば「 2-butene 」は、「 but-2-ene 」のように二重結合の位置番号を「ene」の直前に置くほうがより良いです。また、「 1,3-butadiene 」は同様に「 buta-1,3-diene」です。ここで、「ene」が「diene」「triene」などとなった場合は、but + diene だと子音が重なってしまうので母音を補い「but + a + diene 」となっていることに注意してください。

6/18 今週の宿題の範囲が出てないとのコメントがありましたが、2章をみてください。








Last Modified on 2012.05.28
by S. Nakajima


1章 構造と結合